紅の豚。マリエータ諸島(プラヤデルアモール)上陸!絶景ポイントまでの泳ぎ方⁉︎

揺れも若干落ち着いてきた頃、やっとこさ見えてきたマリエータ諸島。

やっときたぞ!

悪夢のような船上から早く抜け出したい。

本島からマリエータまでは、約3時間くらい乗船してたかな。波が荒かったから余計時間がかかっているのかも。聞いていたのは一時間半くらいだった。

とにかく、目的地は見えた!もうすぐだ。

 

絶景ポイントまでの試練

やっとこさポイントに到着。

 

 

あの島がマリエータ諸島の絶景ポイントね。
妻も相当なダメージだけど、なんとか大丈夫。かな、、、、

もうここまで来たら後は思いっきり楽しもう。と思ってたら急にエンジンの止まる音。

あれ?

ボスがまた大きな声で指示出してる。と同時に動き出す民衆。みんな救命胴衣を付けて、貴重品類を預けてる。
片言の英語で隣の人に尋ねたら、ここからボートを乗り換えるらしい、、、

結論から言うと、大型船では島の付近に停泊できず、数人乗りのボートに乗り換えてポイントまで行き、そこから泳いで絶景ポイントに行くというもの。

だから、遊泳ガイド付きのツアーも存在するわけね。にしても過酷すぎるでしょ。案の定、絶景を諦めて船で待機する人たちもいるし。

でも、ここまで来て行かないわけにいかない。妻に聞いたら「行く!」の二つ返事。

さすが山形っ子。気合がちげー。

 

 

乗り継ぐボートは6人乗り。

地図のポイントにたどり着いたら「GO!!」と煽られ、飛び込む僕ら。
同時に笑いがこみあげてきて、海のど真ん中で大笑いした。軍隊の訓練に参加している気持ちになる。

僕はGo Proを持ってないから写真を撮れなかったけど、様々な人種の人達かアプアプしながら目的地を目指す様相は、異様なほど笑えたよ。

絶景ポイントまでは、距離にして150メートルくらいかな。

救命胴衣付けてるし、周りに人がいるので特に恐怖感はないけど、絶景ポイントへ行く時に岩場をくぐる。

ここは、やたら波が荒く、ヘルメットを付けた方がいいんじゃないかってほど危険だから注意してください。
あと、ビーサンではなくマリンシューズを履いた方がいいと思う。

岩場を抜けて絶景ポイントに到着!

 

 

おーーーーーーー!

ん?

なかなかの、、、、、、、、絶景?

綺麗な場所だけど、インパクトとしてはやや不十分か。と言うか期待値が大きすぎた事に加えて、この試練のツアー。
あとは人が多すぎるね。

仮に、妻と二人で来れたなら最高の場所であることは間違いない。

ちなみにくぐってきた岩場トンネルはこんな感じ。

 

 

地図のAの場所から写した景色。

奥の穴が沖へと繋がっている。見ての通り波が高いので注意。日本のツアーのように安全対策が万全ではないよ。

ツアー会社に見せてもらった、人がいない時のマリエッタがこれ。

 

 

このイメージ。

 

 

このイメージで来たけど実際は、、、

 

 

ツアー客の海。

 

混雑に関してはしょうがないけど、やっぱりツアーのデメリットは一気に観光ムードになってしまうこと。
スペイン語のできない僕らにとっては現状不可能だけど、自分で船をチャーターしてこの場所にフリーで来れてたら、より感動は大きいだろうね。

ただ、今そのスキルと度胸はない。

とにかくマリエッタ諸島。来られたことに感謝です。若干ネガティブな書き方をしたけど美しい場所に変わりはない。酔い止め対策をしっかりすれば間違いなく楽しめる場所。

リアル版オープンウォーター

皆さんはオープンウォーターと言う映画をご存知でしょうか?

海にダイビングで訪れていた夫婦が、サメの餌食になるというなんとも後味の悪い作品。
それを連想させるような事が、このツアーの最後に訪れたんだ。

ことの発端は、諸島から母船に戻るためトンネルをくぐって沖に出た時。迎えに来てたボートは5、6隻だったんだけど面白いように僕らの前で満席。

え、マジで?

っていう顔をしてボートの操縦士を見たら、すぐ戻るぜ的な感じのグーサイン。

これには流石に驚いた。

僕ら夫婦の他に、ガイドのボスとメキシコ人女性二人。

大げさでもなく、ここから20分くらい海の中で揺られてた。

ひどすぎる仕打ち。

この一帯のハバ・カルフォルニアは、ホホジロサメの生息地で有名なのはテレビで知っていたからね。妻にも冗談半分で、その話をしてた。

最初は、すぐ迎えがくると思っていたんだ。

なんら気にしてなかったし、周りの眺望を楽しむ余裕が最初はあったけど、5分も経つと足のつかない深い海の底と、あたりに僕ら5人しかいない環境にマイナスな感情が出てくる。

さらに時間が経つと、海の中でプカプカしているだけなので体温が落ちてくる。

さっきまでツアー客でごったがいしてたのに、急に静寂とともに不安が一気に押し寄せてきた。

おまけに、ガイドが「シャーーーーク‼︎」とか叫ぶ始末。

全然笑えねーから、、、

みんなで話していたのも最初の10分くらいかな。

15分を過ぎると、流石にみんな口数が減りボスもあたりをキョロキョロし始める。正直、本当に不安になった。

もしかして忘れられてる?

いや、そんなはずはない。流石にそれはない。でもオープンウォーターもこんな感じで取り残されてた。

 

あたりを見る。尾びれはない、、、

ふと妻を見る。

 

めちゃ酔ってる。またもや波の動きで確実に酔ってる!妻は三半規管が以上に弱い。

さっきの辛そうな妻の姿が頭をよぎる。

 

もうあんな思いはさせられない。

いい加減腹立ってきてガイドに詰め寄ろうとしたところでジ・エンド。

迎えがやっときてくれた。
なんなんだ、このツアーは。もう笑うしかない。

やっとこ母船に戻れて一安心。一番ダメージを受けたのは、波に揺られてまた酔ってしまった妻。
できることなら変わってあげたい。

 

 

マリエッタ諸島まとめ

僕らが体験したマリエッタ諸島は、予想だにしない事の連続だった。

後から思い出せば、ネタになるようなツアーだったけど、船酔いから最後の放置事件まで試練に近いものの方が多かった。
メキシコの洗礼を受けましたね。

破格のツアーだったからなのか、たまたまそういうツアーだったのかは分からないけど、マリエッタを訪れる時は酔い止めの準備を必ずすること。

あとはマリンシューズを履くことと、写真を撮りたい人は防水のカメラを用意すること。

この3点さえ押さえておけば、きっといいツアーになるよ。放置事件が起きるか否かは、その人の運次第だね笑

旅を愛する皆さま!こんにちは!こみあげです。

旅から帰国した我が家に、待望の娘が産まれました。

そこで次の僕たちの旅の目標は

『キャンピングカーで日本中を一周する!』

という計画です。

仕事?わかりません笑

お金??なんとかなります笑

もちろん親としての責任を放棄するのではありません。

ただ、、、

世の中の不条理に唾を吐き人生を謳歌するだけです。

老後に2000万?ふざけてる。

金に焦点を絞らせ不安を掻き立てるばかりの操作に気付きましょう。

僕らは自由だ。

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