タクシーの種類とタクシー強盗の本当と嘘

中南米に行くと決めてから、よく耳にしたり検索でヒットするワード『タクシー強盗』。

実際に中南米の各地で頻繁に起きている犯罪で聞いただけで吐き気がする。

タクシー強盗の種類

手口としては、乗せた客を人気のない場所に連れて行き待ち構えている共謀者達と共に金品を奪うケース。またはATMまで連れて行きお金を引き出させて、その後解放する短時間誘拐。

他にも様々なタイプの物があるらしいけど、ほとんどはこのタイプが多い。

僕も行く前に様々なサイト等で調べたが、どうやら本当らしい。

キューバにいた時、南米から上がってきた旅人達が『南米ではタクシーに乗るな』と口を揃えて言っていたので僕のビビりランクではTOP3に入っていた。

で、実際にはメキシコやアルゼンチン、ペルーのリマなんかでもかなりの数のタクシーに乗った。結論から言うと全然イケる。大丈夫だったよ。

知識とルールを守ればまず、タクシー強盗には遭わないと思う。以下がそのルール。

流しを捕まえる場合

流しを捕まえる場合はチェッカー車かRADIO.NOのついたタクシーを使う。

車の上に『TAXI』のプラスチック製の表示があるか確認。

 

※上記や下記の写真のタクシーはタクシー業界の『優良企業的イメージ』

値段は少々高くなるが、夜間に乗らなければ、まず大丈夫。ただし、こっちが言葉や土地勘がない事を悟ると完全ボる気満々でくるので事前にしっかり交渉すること。最初からありえない低価格な運賃を提示してくるドライバーは注意が必要。

 

 

自家用車タイプ

自家用車タイプのタクシーは明らかにおかしい。

属に言う『白タク』で大体はホワイトのボディの自家用車に『TAXI』というステッカーを、ただ貼付けただけの車や、見るからに古く破損が激しいものには、まず乗らない方が安全。

ただ、カモフラージュで中に乗っているドライバーはビシッとシャツを着てたりするから怪しすぎて笑えてくる。

中南米は日本のように法が行き届いていないので認可されていない、このようなタクシーが平気で客を乗せ走っている。

見ればすぐ分かるので、まず避けた方が無難。勿論、そうでない白タクもいると思うけど素人の旅行者にそれを見極めるのは至難の業。

 

宿に頼む

宿に頼む。一番安全なのはコレ。

やむをえない場合を除いて、この方法を取るのが一番だと思う。

宿は大体、タクシー会社と契約しているところがほとんど。安心、安全、楽。デメリットは値段が高い事と、呼んだ時間には まず来ない事かな。

 

まとめ

現地に行って思ったのはネットで出回っている情報を完全に鵜呑みにしてはいけないなということ。

タクシードライバーのほとんどの人は気のいい優しい人たちばかりだったよ。

過剰に警戒しすぎるのはナンセンス。要は人と人だからフィーリングを信じれば、おのずと『コイツは大丈夫』というアンテナが冴えてくる。あなたが、されて嫌な事は現地でもしない事。