Wi-Fi 不要の旅アプリ
『厳選!旅の用意物』でも紹介しているけど、スマホは必ずと言っていいほど持ち込んだ方が良いアイテム。アプリは多種多様なものがあるが、その中でもこの二つはあって損はない。是非、日本でGETしておくと便利。
① maps.me
Wi-Fi環境のない場所でも使えるスグレもの。
スマホに内蔵されているGPSを使って、自分の現在位置を把握できる。行く土地のデーターをダウンロードしておけば、細かい枝道まで教えてくれる。僕の場合は、タクシーに乗車している時とかにも作動させ、タクシー強盗等の犯罪対策としても使っていた。
maps.me使用方法
まずmaps.meの特徴としては電波のあるところ、要はWiFiのあるところで訪問する国や街の地図データを事前に取得する必要がある。例えば明日リマからクスコに移動する予定であれば、明日の出発前までにWiFiのある宿か、公衆の場所で、クスコの地図データーをダウンロードしておく必要がある。
今回はメキシコの首都Mexico Cityに行くと仮定して操作方法を進めていきます。
まずトップ画面の赤丸で囲った部分をタップ。
下記の画像に切り替わるので「マップをダウンロード」を選択。
地図を検索の部分に『メキシコシティ』と入力する。候補が出てくるので、それをタップする。
※あまり知名度のない街や、村は日本語では検索しても出てこないことが時折ある。その場合は、地名を英語もしくは現地語で入力しよう。
続いて、下記の画面に切り替わるので『地図をダウンロード』をタップ。ダウンロードが始まるので、そのまま少々お待ちを。
ダウンロードを完了したら、『地図に表示』をクリックすると実際にメキシコシティのマップが出てくるようになる。これでメキシコシティのマップのダウンロードは完了したことになり、WiFiがないところでも同じマップ状況が確認できる。
『地図に表示』をタップしたのちに、下記の画像が画面上に表示される。
赤丸で囲った部分をタップすると、自分の現在位置を把握できる。自分の現在位置が矢印で記され、移動すれば同じように一緒に移動してくれるし、自分が向いている方向に矢印の向きが変わってくれる。
何度も言うけど地図をダウンロードさえしておけばWiFiのつながらない、要は電波のない環境でもしっかりとGPSの役割をしてくれる。本当に旅のこころ強い味方になってくるアプリ。
また、左下にある『保存』ボタンは優れもので地図上でタップした場所に目印を立てておける。例えば写真上の『Museo Frants Mayer』(博物館)をタップすると青い円でタップしたポイントが囲われる。
あとは保存ボタンを押すだけでそこにピンが立つ。僕は、宿の場所やバス停なんかにピンを立てて活用していたよ。また、ピンの取り消しは削除ボタンで簡単に消すことができる。
それと、現在位置からある目的の場所へ向かいたい時に重宝する機能がある。下記の赤丸の部分をタップする。
これを押すと、今現在は日本にいる為、画面上には記されていないが矢印(矢印は現在位置。画像上ではMuseo Frants Mayerを現在位置として仮定)から目的の場所までのルート検索ができる。
今回は地図上の上にある『Hotel Azores』を目的地としてみる。
Hotel Azoresをタップすると、そのポイントに青いリングが出てくる。この状態で、赤丸で囲った下のメニューバーにある『へのルート』をタップ。
すると下記のような画面になり、目的地への最短ルートが表示される。
上記の場合、移動手段を車で行った場合の距離と目安となる所要時間が左下に出てくる。
赤丸で囲ったマークをタップすると徒歩での距離と目安の所要時間が出てくる。
右下にある開始ボタンをタップするとナビゲーションがスタートして目的地まで案内してくれる。
新しい街の空港やバス停に着いた時、宿や目的地に向かう際どうしてもタクシーやバスを使うわけだけど、その際は必ずmaps.meを起動させていた。タクシーなんかは、一体どこに向かっているかなんて分からない。タクシー強盗の防犯対策としてはとても効果的だと思う。
以上、maps.meの主な使い方の解説でした。何度も言うけど中南米でのスマートフォンは、非常に高価なもので多額で取引される代物。旅の案内役として、なくてはならない存在の反面、同時に犯罪に巻き込まれるリスクも兼ね備えている。
十分注意して活用しよう。
② 為替計算機
両替や物を買う時に重宝する。南米に行くと表記は$マークのくせに通貨はペソだったり、ソルだったり よく分からない。コイツでその国の通貨を選んで数字を打ち込めば日本円でいくらか把握できる。
また、Wi-Fi環境のあるところで更新しておけば、その日のレートを入手でき騙されたり、ボラれたりする事を最小限にできる。