今回はペルーの旅の中でも特殊な体験をしたチチカカ湖の旅について書いていきます。
それではいきましょう!
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ティティカカ湖はどこにある?
チチカカ湖。みなさん知ってる?
正確にはティティカカ湖と発音するらしいこの湖は、ペルーとボリビアのちょうど国境付近に位置する。
地図で分かる通り、巨大な南米大陸でも存在感をあらわにする面積。
その大きさは、日本の琵琶湖の12倍ですって。
なんともピンとこない例えだけど、ひとまず、どデカい湖ということ。
面積より驚きなのは、なんと標高が3810mと言う意味のわからない高さに存在する。富士山より高い場所に琵琶湖の12倍もある湖?
これは行くでしょ!ってことになるのはある意味、当然の流れ。
クスコでチチカカ湖を訪れることを決めた僕ら。チチカカ湖について、さらに情報を掘っていくと、面白い話を聞けた。
湖の上で生活する原住民ケチュア族
チチカカ湖について、面白い情報に遭遇した。
なんと、この広大な湖の上で生活をしている人々がいるという話。まさにウルルン滞在記のようなシナリオにワクワクが止まらない僕らはさらに情報をかき集める。
そして行き着いた情報にテンションが一気に増す。
それは、このケチュア族らのお家で一泊させてもらえると言うもの。
これは面白すぎる!ってことで、いざチチカカ湖の中継となる『プーノ』と言う町へ行くことを決めたんだ。
プーノに到着
クスコから、バスで10時間。
たどり着いたチチカカ湖の真横に位置する町プーノ。
この町も、高度は3850mに位置するため空気は相変わらず薄い。
ただ、リマ→クスコ→プーノと高所続きのおかげで、僕ら夫婦の肺状態は良好。
高山病のためのダイアモックスも、全く服用しなくて良い状態になっていた。
ただしプーノに到着して思ったのは、『うわ、治安悪そ』と言う感情。
なんでしょう、、どんより?
天気も相まってか、あまりスコーーーん!と気持ちの良い感じはしない。
宿はクスコで先に抑えていた。
この選択は吉だったね。
到着したのは午後だったから、この時間からこの様子の町を散策して、宿を探すのは若干気が引ける。
出来ればプーノの宿は、先に抑えた方が無難だよ。
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とはいえ腹は減るってことで、いざプーノの町に繰り出してみる。
プーノという謎の町
町へ繰り出して数分。
さっきまで降り注いでいた雨が上がり、プーノの町の全貌が見えてきた。
さすがは港町。
チチカカ湖周辺は、漁業の人やツーリスト相手の商売人で、かなり活気立っている。
現地民と目があうと、試しに挨拶してみる。
こみあげ風、どんな町か測定。
『オラぁ!(こんにちは)』
強張った顔つきに笑顔で話しかける。
無視、、完全に無視。
やはり、このプーノ。
雰囲気が今までのペルーの国とは全く違う。
しかし、そんな重い空気の中、町中ではフットサルやスケートのランプなんかが随所に設けられていて、方向性がよくわからない。
町のど真中に、この感じ。
面白い。
(ピンボケごめんなさい)
中々な質感を放つプーノの町。
建物の背丈は低く、ほとんどが土色。
町自体は、スペインの侵略後の1668年にできたもので歴史は以外と浅いんだって。
なるほど。
いや、嫌いじゃない。
嫌いじゃないんだけど、どことなく漂う湿った空気感。
僕の感じるプーノは情熱の南米とは正反対の、内気で孤高な町というべきか。
正直、あまりポジティブな印象を受けなかったけど、ある意味、個性の強い町と言えるので好きな人には、どハマりする町だと思う。
この町の治安面については、別記事にまとめているので行く方は参考にしてください。
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プーノの町のグルメ情報
そんな町プーノで出会ったお店は数知れず。
町の露天のようなところから、高級?な創作料理屋まで行ったけど、どこの店も食べやすかった。基本的にペルー料理は味付けが日本人好み。
その中から紹介させてもらうのは以下の2店。
Chifa Shanghai
中国人が経営する中華料理屋さん。
観光客の一切いない、完全地元民御用達のお店。
昼夜問わず、地元の人たちで賑わっている。
特筆すべき点は何と言ってもコストパフォーマンスに優れていること。
低価格でこれだけのボリューム感(約350円)
味も特別な深みはないが、『全然イケる』味付け。
ただし、メルカド付近のあまり治安の安定しない場所に位置するため、行く際は注意が必要。
僕らが行ったのは、夜の7時半過ぎ。
このくらいの時間であれば周辺は、まだまだ人々で賑わっていたので安心。
営業時間/11:00〜23:00(昼休憩の有無は不明)
定休日/不定休
Pizzeria Jhutmay
南米で困ったらピザ。
と言うくらい南米ではポピュラーな食べ物だけに、プーノでもありとあらゆるピザ屋が点在している。
このお店に辿り着いた経緯は、街中を物色して歩いていた最中、通りすがりに釜でピザを焼くのが見えたため、勢いで入ってみた。
プーノでは割と、おしゃれで小綺麗なお店。
店内は観光客も多く、洗練された雰囲気。
僕らが注文したのはこちら。
温野菜をバーニャカウダー的なソースでいただく一品(約300円)
これがフレッシュでビンゴ!
南米では、やたらと肉、肉、肉の嵐。
体は常に『草類』を求めているので、美味しい野菜に出会えると嬉しくなる。
そしてメインのPIZZA
何ピザか分からないけど、一番ポピュラーなヤツって言ったら出てきた一品(約800円)
これも、かなり美味し!
プーノでは若干、値のはるお店だけど、立地や清潔感、味を考えると十分合格ラインのお店。
営業時間/17:30〜23:30
定休日/不定休
明日は現地民ケチュアの家へ行く!
いよいよ明日、ケチュア族のお家へ。
ツアーの申し込みは、クスコで済ませていたので朝、宿に迎えがくる。
※クスコのツアー会社等は著書にて→こちら
想像が膨らむ。
まさか裸族じゃないよね?
異様な興奮とともに、深い眠りについた夜。
南米チチカカ湖の旅がいよいよ始まる。