こんにちは、こみあげです。さて今回の記事は大人気のキューバ旅行で気になる『言語』について。
ではいきましょう!
観光地化が進むキューバ事情
キューバはアメリカとの国交が再開して、ますます外国人の観光客が増えている昨今。
今までの社会主義国家特有の閉ざされた世界とは一変し、街中にはアメリカナイズなものが溢れてきている。ハバナで知り合ったイカした女性が教えてくれたクラブでは、ニルヴァーナやらビートルズが一番の旬だったり。
そんなキューバの公用語は『スペイン語』になるわけだけど、どこまで『英語』が通じるのか。実際に行ってみて分かった状況を街別に解説します。
ハバナの英語事情
キューバの首都ハバナ。
ほとんどの観光客はハバナで始まり、ハバナで終わるはず。
ハバナでの言語事情はと言うと、英語は『ほぼ通じない』というのが現状。
オビスポ通り(Calle Obispo)という観光客が集う旧市街のメインロードを除き、他では一切通じないと思った方がいいかも。
ただし大型店、いわゆる観光客が外から見て多く入店している店は、メニューも英語表記で英語も通じるようになってはいる。
タクシーと観光バイクと観光自転車
空港、バスターミナルまでの移動は基本的にタクシーがオススメ。バスも走っているけど、全てがスペイン語表記の上にローカル全開で英語は全く通じない。
とはいえ、タクシーの運転手もほとんど通じないと思ってた方がいい。ただし、キューバのタクシードライバーは高給取りのお仕事。無論、僕ら観光客がターゲットなわけで言葉の壁にしっかり対処してくれる。
付け加えるとキューバでの『タクシー強盗』は心配するべからず。
この国では観光客への犯罪は重罪となる。わざわざ仕事を失うリスクを負ってまで僕らを襲う発想はない。
その他の移動手段としては観光バイクと観光自転車。
チェケバラの生家なんかを見に郊外に行く時は観光バイク、旧市街内を案内してくれるのが観光自転車になるが、この2つも英語が通じない。
よって事前に行くポイントと料金の確認は絶対しよう。
言葉は悪いがキューバ人は『騙す』ことを結構平気でやる。通貨もモネダとクックと2つの通貨があるので、必ず事前に学習しておくことが重要です。詳しくは下記の記事から。
バラデロの英語事情
キューバ屈指のリゾートバラデロ。
個人的にはキューバに行くなら是非とも行ってもらいたい場所です。
この街に訪れる観光客の多くはカナダ人で、僕が出会った旅人は9割カナダ人だった。旅費が高額になるカンクンなんかより、海も綺麗で立地の良いバラデロがカナダでは人気らしい。
僕はバラデロでオールインクールシブをしたくて訪れた。
街は田舎なんだけど、洗練されていて外国人を受け入れる体制が大いに整っている。
肝心の英語も、ホテルではしっかり伝わるし、路上に出ても観光客相手の街なので英語表記や受け入れ態勢が万全。
キューバ国内では、僕が行った中で一番言葉に困らなかった。
ちなみに僕が宿泊したホテルはこちら。激安のオールインクルーシブのくせに食事が美味しくてオススメ。
バックパッカーにはオススメのホテルだよ。
サンティアゴデクーバの英語事情
最後はキューバダントツのオススメ、サンティアゴデクーバ。
なんでそこまでオススメなのかは下記の記事を参照してください。
≫サンティアゴデクーバはキューバを語るには必須
意気込んでオススメしたけど、キューバ国内では一番言語難易度が高い街。
基本、街のどこに行っても英語は通じない。これでもかというほどに。
ハバナ、バラデロに比べると一気に欧米人の姿はいなくなる。その辺を念頭に置いて訪れよう。
英語を喋る奴には気をつけよう
キューバ国内には巧みな英語を使って近寄ってくる人間も少なからずいるのは事実。
観光事業に従事している者ならまだしも、一般の民衆なのに片言の英語で近寄ってきたら要注意。
例えばこういう奴とか。
タカリ野郎見参。
もう『おごれ、おごれ』のオンパレードで普通にムカつく。基本、英語で話かけてくる奴は相手にしないようにしよう。
お助け神アイテム
結論としては、キューバでのスペイン語の必要性は街によって大きく違う。ただ、全くスペイン後を喋れない僕でも、普通に楽しめた。
今やテクノロジーが支配するこの世の中、スマフォ1つでお互いの言語を翻訳しあえるのは確か。
しかしながら、そこには『時間と手間』がかかるため、時と場合によっては不憫でしかない。そこで僕が重宝したのは下記のアイテム。
もはや有名すぎる神アイテムだけど、間違いない利便性があるし相手との距離感がものすごく近くなる。これを使ってサンティアゴデクーバで友人ができた話は下記からどうぞ。
行く前は言語問題に対して凄まじい恐怖心があったが、数日いると慣れて臨機応変に対応できる術を学ぶ。
ちなみに1〜10までの数字はスペイン語で言えるようにしておいた方がいいのと、『ドンデ エスタ〜??(〜はどこですか?)』はよく使うので覚えておこう。
後は、夜遊びとかライブとか見に行くなら欧米人との出会いが増える。僕はどちらかというと英語の方が喋れなくて悔しい思いはした。せっかく気の合う人にあっても、会話が続かない。
バラデロで仲良くなったカナダ人たちともっと色々喋りたかった。
帰国してからオンライン英会話を始めたけど、早くやっておけばと後悔している部分は正直ある。
ただ、英語を本気で人生に組み込むきっかけになったのでよかったけど。
出発まで余裕があるなら、オンライン英会話は普通に外人慣れするのでトライしてみてください。
みんなが良き出会いに恵まれますように!VAMOS!