SATOMIさんに紹介してもらった宿で起きた朝。
景色最高。
今日は1日サンティアゴデクーバを散歩してみることに。
では行ってみよう!
映画のセットのような街並みを歩く
キューバと言ったらクラシックカー。
ここサンティアゴデクーバでは、ハバナのように商用に持ちいられるクラシックカーは少なく、リアルライフに町民が使っているためか、やたらと年季の入っているものが多い。
街並みとのコラボレーションは、まるで映画の世界に飛び込んできたかのような錯覚におちいる。
この質感と雰囲気のくせに、治安がすこぶる良いキューバは中南米では一番旅をしやすいのではなかろうか。
サンティアゴデクーバは高台が多く、街中に階段が多く存在する。
歩いての散歩は中々ハードだけど、だからこその景色が多く、旅を愛する人には間違いなく大好きになる街だと思う。
一見、スラム化してる様相の街並みも安全と分かれば味が出る。
これがこの国の文化で、これぞキューバの美。
歩いていると、みんな街中で踊っている。
ぶっちゃけ仕事してんのかなあ、、と思う節もあるけど、そこはやはり社会主義国家の特権か。
ただ、みんな気がよくて僕らのような東洋人は珍しいのか、よく声をかけてくれる。
そんな中、上の写真のメンズに、『トラバ、トラバ!』と言われ困惑する妻。
僕も最初、何を言っているのか分からなくて首を傾げていたけど、どうやらライブハウスのことを言ってるみたいね。
とりあえずは、街の中心セントロへ行ってみることに。
サンティアゴデクーバのセントロ
突然だけど、サンティアゴデクーバの街の中は『馬糞』だらけ。
なぜに?と思うほど、馬糞。
実は、ここでは未だに『馬車』が市民の足として活躍している。
わずか数十円で、割と遠くまで行ける。
乗り方は、手をあげて『セントロ?』と問い合わせ、行く方向が同じであれば乗り合わせるシステム。
朝の通勤時間。
馬車は満席状態。それでも笑い声が絶えない、キューバの朝。本当に愉快な国だわ。
たどり着いたセントロ。
さすがは街の中心地。
キューバらしい色鮮やかな建物がびっしり。
このセントロの建築物は、廃墟感はあまりなく随分と小綺麗だった。
飲食店も多く意味不明の日本食屋も。
とはいえ、売っているのはピザだったりと、かなりハチャメチャ感は否めない。
日が暮れると、カテドラルも鮮やかで綺麗。
この界隈も治安は安定している。夜は公園で子供達が普通に遊んでいたり、行けば分かる治安の良さがある。
みんな昼から上がってる!?ライブハウス『Casa de la Trova』
先ほど得た情報を頼りにたどり着いたのはココ。
『Casa de la Trava』
後から知ったけど、この街では由緒あるライブハウスで、観光客よりも地元民が多い。
入場料は1クック〜5クック。
なぜに値段に差があるのかは、出演者の差なのか、観光客だと思って足元見てるのか。
ただ、5クック支払っても全く損のないクオリティ。楽しめるよ。
ハコの中は以外と大きくて、バックフロアでは客がセッションして盛り上がっている。
メインのステージではバンドが。
皆踊り、昼から酒をあおる。
なんなんだこの国は。
平日の真昼間から、この上がりよう。ほぼほぼテンションMAXに見える。
すげー国だわ。
社会主義国家。国民は全統一の給付金制度。月20クック(¥2000)足らずでこの幸福感を国民が感じているキューバは、ある意味『成功例』なのかもしれない。
※追記(現在は月40クックほど)
サンティアゴデクーバでの体験は、旅の中でも重要で『今の僕の目標』を確立してくれた国でもある。絶対、行ってみてほしい街の一つ。魂が揺さぶられる。
ほろ酔い気分で外に出たら、キレッキレで踊るキューバ人。
若干、距離を保って歩く。
と、思ったら絡んできやがった!
え?なんすか??
『踊ろーぜ坊や!』
そう言っているようにしか感じない。。
(ちょっとだけノッてみようかな、せっかくだし、、)
(どうすか、、?)心でつぶやく。
『なに照れてんだお前?解放しろ!』
と言っているようにしか聞こえない。
(は?よし、、、やったるわ、、)
距離を詰める、、
(よし、、、。)
戦闘態勢ロックオン、、、
(行くぜ!、、、解放ーーーー!!)
くすぶっていた感情をさらけ出す!
(なんだこれは、、気持ちいい、、)
『どうだ、気持ちいいだろう?』
(はい!)
Casa de la Travaで出会った素晴らしき出会い。
大切な自分らしさを引き出してくれた彼には感謝しかない。ありがとう!
サンティアゴデクーバでサルサを学ぶ
夜。
SATOMIさんの宿で食事をいただいていたら、、
『さ!遊び行くわよ』とSATOMIさん。
このエネルギーと行動力。
マジであなたがあってのサンティアゴデクーバです。ありがとうごぜ〜ます。
ということで付いていったら、『あれ?民家じゃね?』と言う場所に。
中に入ると一変。わお。
『なんだここは笑』
一軒家のリビングで、爆音で演奏するバンド。
そして踊る人々。
看板もないこの場所で、音楽が鳴り響いている。
中央には”居間のテーブル”らしきものがあり、テキーラを変なジュースとライムで割って飲む。
んでもって、どんちゃん騒ぎのサルサ大会。
皆、分け隔てなく踊りまくる。
僕も全くと言っていいほど、サルサのリズムは踏めないけどSATOMIさんが親切に教えてくれた。
どうやらここ、立派なお店らしく夜はご近所が集まって、こんな夜を毎日過ごしているそう。
さらに、ここにはサルサやコンゴのような打楽器の先生がいて、教わることもできるらしい。
長く滞在するなら教わってみたかった。サルサは面白い。
とにかく、ご近所の騒音が気になる立地のサルサパーティ。
普通の観光では、まずたどり着けない場所だと思う。みんなが良きパーティに巡り会えますように。
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