さて購入したキャンピングカーですが、約25年前の車。相当ガタついてはいるらしくレストア、つまり復活作業が必要です。
ということで、昨今の猛暑を生きにくためのエアコン設備について考察していきます。
ビビリの君が行くWORLD TRAVELへ戻るには≫こちらへどうぞ
ACが効かない!?
まずこれ。
実はこの車の大きな問題としてAC、そうエアコンが効かないんです。
前オーナーさんいわく、エアコンガスは注入しても冷えないらしい。この昨今の猛暑の中、生命に関わる欠陥。
で、これを修理するのにいくらくらいかかるかというと、2万〜10万円とのこと。
中々の出費です。
ただ、僕としてはあまり問題としていませんでした。理由は『家庭用エアコン』を車内に付けるつもりでいたからです。
そもそも家庭用エアコンをキャンピングカーに付けれる?
そもそも、古いキャンピングカーのほとんどは運転席のACのみで、部屋となるスペースにはクーラーがありません。
こんなアホみたいに暑くなったのはここ最近です。昔は、山の中なら窓を開けて風通しをよくしておけば余裕で暑さを凌げたわけです。
我が家には、小さな娘もいるので彼女を守るためにもエアコンは必須アイテム。
ただ、設置するとなるといくつもの壁があります。その中でももっとも大きな問題。それは消費電力です。
①リチウムバッテリー
ご存知の通り、家庭用エアコンの電気消費量は、電化製品の中でも群を抜いてます。この電力量を補うには強力なサブバッテリーが必要です。
キャンピングカーには、メインバッテリーとサブバッテリーというものがあります。
エアコンを動かす動力はサブバッテリーの方です。
こいつは、車が走行することで充電される便利ものなのですが、走行しない限りバッテリーは減り続ける。しかも、エアコンを動かすほどの大容量バッテリーだと、数十万円単位になってきます。
ちなみに、このリチウムイオンバッテリーだと夏場の日中で約7時間、夏の夜だと17時間は動かせる。
正直これを積み込めたら最高です。消耗品で、いずれは使えなくなるけど安全性や利便性を考えるとナンバーワンでしょう。
ただ高すぎる。65万(インバーターを含むと80万前後)は車体費よりも高額です。
②ポータブル発電機
そして、最もコスパがよく界隈でも使われている方法が、このポータブル発電機。
これの最大のメリットはエネルギーがガソリンというところと、消耗品ではないので壊れない限りはずっと使えます。
バッテリーのように、『使い切ったら充電』というサイクルから『使い切ったら補充』というサイクルになります。
これは便利だし、何より精神的に安心。猛暑の中、バッテリーの減りを気にして生活するのはストレスだからね。
価格も、エアコンを十分に回せるもので約15万程度。バッテリーと比べたら相当な価格差になる。
んじゃ、これでいいじゃん!となると思うけど、デメリット部分が中々な問題児レベルです。
①騒音問題
めちゃめちゃうるせー。人里離れた山間部ならまだしも、街中や人がいるキャンプ場で使える代物ではない。
よく、祭りに行くと出店でポータブル発電機を見かけませんか?あんなに群衆が湧く祭り会場でも、人の声をかき消すほどの轟音を鳴り響かせている。
ただ、昨今のポータブル発電機はかなり減音されてはきてるけど、それでもうるさい。
一筋縄ではいかない感じですよね。
②排気ガスによる一酸化炭素中毒
エンジンで動く以上は、排気ガスが出ます。つまり室内では使えないわけです。
とういうことは、数十キロを超える発電機を車外に置くための考察が必要です。さらに、発電機が気持ちよく動くためのファンの装備や、排気システムも作らなくてはいけない。
プラモデルレベルの工作しかしてこなかった僕に、これが出来るのか大いに不安。というか無理じゃね?
エアコン設置計画まとめ
とにかく、車を引き取るのがまだ先なので、それまでに知識を養い最善方法を模索します。
まあ、ただ簡単ではないのは確かだし、コストも凄いかかる。
一歳の娘、妻、そして僕のそんな姿が想像でちらつく今日この頃です。
キャンピングカー生活をするために皆さんの力を貸してください!YouTubeチャンネル登録お願いします!