こんにちは、こみあげです。
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今回はキャンピングカーの駐車所問題について書いていきます。
ではいきましょう!
車庫証明について知っておく
『そんなでかい車どこに置くの?』
キャンピングカーを買うなら誰しもが悩む『駐車場問題』
さて、この問題。
結構一筋縄ではいかず、ちゃんと向き合わないと痛い目にあいます。僕も、この問題にはかなり悩まされたし、未だ完璧には解決されていない。
とにかく、『キャンピングカーを置く場所がぼくにはありますよ!』っていう『車庫証明』が必要になる。
家の駐車場が広ければ問題ないけど、僕のキャンピングカーのように全長6mある車を置ける駐車場を持つ家は稀。
特例措置を取得せよ!
自宅から2キロ以内って中々ハードルが高いですよね。
でかい車を置ける月極めの駐車場をやっと探せても、自宅からかなり遠い場所ってこともありえる。
しかし全長5.7m、もしくは全幅1.9mを越える車両には特例措置というものが適用されます。
つまり巨大なキャンピングカーは自宅から2㎞以内に駐車場を設けなくてもいいですよ!っていうことです。
さらにいうと、正当な理由があれば『普通車』でもこの特例処置は適用される。全長5.7m、もしくは全幅1.9m以下のキャンピングカーでも適用できるということです。
正当理由としては、、、
② ストーカーに追われてる。私の車バレてるから5キロ先のあの駐車場に置きたい。
③ 家族ともめてて住民票を他府県に移動できないのよ。
などなど。
また、想定していなかった事案が置きた場合に適用される例外というものもあります。
上記に属さない理由で2㎞以内に駐車場がない場合なんて腐るほどありますからね。
その場合は警察に相談すれば理由によっては例外を適用してくれます。
つまり決めるのは警察で、理由が正当であればほとんどの場合は『駐車場が2㎞以内になくても認められる』可能性が高いということです。
ただし、NOX規制(ディーゼル規制)から逃れられる規制対象外の地域で車庫証明を取得したい!や、自宅の周りは駐車場代が高いから、安い5キロ先のあの駐車場にしたい!は不当な理由です。つまり、私利私欲な理由は、一発却下です。
車庫飛ばし
特例処置を受けずに、虚偽の申請で車庫証明を取得した場合。これは『車庫飛ばし』という犯罪になります。
まあ、そりゃそうだよねって感じですが、どのくらいの罰則なのか見てみます。
① 虚偽の保管場所証明申請/20万円以下の罰金
② 道路を保管場所として使用/3か月以下の懲役又は20万円以下の罰金及び違反点数3点
③ 道路上に長時間駐車/20万円以下の罰金及び違反点数2点
④ 保管場所の不届・虚偽届出/10万円以下の罰金
ただでさえ目立つキャンピングカー。路駐なんかしてたら普通に通報されてもおかしくないですからね。気をつけましょう。
車庫証明の申請方法と必要書類と費用
申請するのは車庫を管轄する警察署になる。
つまりA町に居住してて、B町で駐車場を借りる場合はB町の警察署で車庫証明の申請を行います。
必要書類は以下の通り。
①自動車保管場所証明申請書
②保管場所標章交付申請書
③保管場所の所在図・配置図
④保管場所使用権原疎明書面(自認書)
※保管場所が貸駐車場の場合は代わりに「保管場所使用承諾証明書」が必要
車庫が自分の所有地ではなく、人から借りている(賃貸マンションなど)の場合は保管場所使用承諾証明書が必要になります。
予め大家さんや管理人へ連絡して記入してもらえるよう段取りしておきましょう。
車庫証明の費用っていくら?
これは都道府県によって若干の誤差があるけど、3,000円〜4,000円ほど。大した出費ではなさそうです。
僕のようなディーゼル規制車の車庫証明は面倒?!
では最後に僕の事例をお伝えします。
VANLIFEでも常々ご報告している通り、ロデオのキャンピングカーを買いました。こいつはディーゼル規制車なので、僕が住む東京では車庫証明が取れない。
もともと東京で使う気はないので実家の北海道に置き、そこで車庫証明を取るつもりだったけど、ここでまさかの問題発生。
なんと、僕の本籍である実家だとしても僕自身がこの車の所有者になることが許されないらしい。
警察の理由では『あなたがそこに住んでいるという証拠がない』とのこと。
『いや、住んでないっすよ!でも実家なんで車置くのOKですよね?』
答えはNO
その場所に住んでいる証明ができて、初めてそこに車を置ける権利が発生する。住んでいる証明というのは、直近の僕への光熱費などの明細など。
なるほど。中々複雑なのね、、、
てっことで、僕のキャンピングカーの所有者は実家に住んでいる『父親』になります。
この問題をクリアするには、そうするしかない。
キャンピングカー駐車場問題。これは悩まれる人多いと思う。でも、これしきで止まっている暇はない。前へ進もう!VAMOS!
最後までありがとうございます。