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無知とは怖いものです。
初めてキャンピングカーを所有してさらに改造するとなると、色々な難関を肌で感じる今日この頃。
今回は車内レイアウトについて書いていきます。
先に言っとくと『日本の法律はまじで面倒い』
ではいきましょう!
どうも気に入らない車内レイアウト
まだ手元に届くまで2ヶ月弱あるわけです。家族で始めるVANLIFEのためにレストア知識を育んでるんだけど、いちいち萎えてくる。
今まで車なんていじった事もなければ興味もなかった人間が、いきなり3tの車を改造するなんて馬鹿げている。
でももう買ってしまったし、後には引けない。
いつも何かを始めるときは、スタートに対して資金を投げること。つまり逃げ道を塞ぐわけです。
旅の時だってそう。先にチケットを買ってしまえば、行くしかなくなる。『いつかいつか』は9割がいつの間にか取り返しのつかない時間を消費していますからね。
はたから見たら、ただの車買っての改造話も僕にとっては人生の変わる『家構築計画』な訳です。
てことで本題に。
とにかく日本のキャンピングカーはダサすぎる。なぜにこんなにデザインがイケてないのかね。
僕のロデオは25年落ちだけど、現代のキャンピングカーも同じ雰囲気。装備は新しくなってもレイアウトの進歩がない。
僕のイメージは海外のキャンピングなんですよね。やりたい感じは。
こんな感じとか、、
こんな感じとか。
もちろんみんなDIYしているわけですが、にしても何故にこんなに違うのか。
日本人がセンス悪いわけではないし、技術的に劣っているとは思わない。
んで調べると大きな弊害『車検問題』が複雑に絡んでました。
特殊用途自動車(8ナンバー)の構造用件
レイアウトをいじるには、この角張った椅子やテーブルたちを取り外したい。
海外キャンパーの車を見ていると、もっとローソファーで必要な時に応じてテーブルを設置するというスタイルが多い。
僕もそうしようと目論んでいましたが、これをやると特種用途自動車(キャンピングカー)の車検が通らないんですね。
国土交通省が定めるキャンピングカーの就寝設備の要項は以下の通り。
〆小数点以下は切り上げで乗車定員の3/1以上
ロデオは七人乗り登録なので、就寝定員は2.33。小数点以下を切り上げると『3人』ということになります。
で、就寝設備の構造も決められていて『1人につき長さ1.8m以上、幅0.5m以上、高さ0.5m以上の連続した平面』が必要になる。
つまり椅子を全部取り外すとバンクベットだけが就寝スペースと見なされる。
バンクベットのサイズは1.82×1.3なので大人2人分というところ。
となると、このロデオの乗車人数は5人になる上に『構造変更届け』というものを出さなくてはいけなくなる。
この『構造変更届け』が面倒らしくて、車検が通るか否かはギャンブル的要素が多いらしい。
せっかく何かを固定したり、穴埋めして改造しても、車検に通らないと全部元に戻さないといけなかったりなんなり。
寝るスペースくらい、こっちで適当に考えさせてくれないんかね。海外はこの車検要項がないに等しいため、自分の想い通りに好き勝手できるみたい。
なるほどで。先は長いす、、とりあえず今日はここまでです。
勉強します。知識や経験のある方は是非コメントでご教示ください。よろしくです!