まず南米に行くと決めたら必要になるのがこの問題。僕は心配性だから、ありとあらゆる病院や厚生省〈FORTH〉に問い合わせまくった。以下が中南米大陸で候補とされている予防接種の種類。
黄熱病 破傷風 A型肝炎 B型肝炎 狂犬病
の5種類。病気の症状等はFORTH(厚生省)ホームページで確認してほしい。因みに僕が受けたのは3種類。
黄熱病 破傷風 A型肝炎
僕の独断で決めた訳でなく、医師と共に世界地図を広げて 行くポイントを全て伝えながら必要なものをセレクトしてもらった。
結果、帰国してからも何もない。勿論、旅中も何もなかった。
ただし、南米はどの場所でも犬は多い。比較的おとなしい子ばかりだけど、心配な方は狂犬病の予防接種を。
マチュピチュ近辺やメキシコの遺跡付近でも、犬による被害報告は珍しくない。
狂犬病の件を心配している人は多いと思うから、実際に打たなかった僕の見解を…。
ご存知の通り狂犬病は死に至る病気だ。
咬まれたらすぐ傷口をエタノール等のもので洗い24時間以内にワクチンを打たなくてはいけない。
また、その後も3日,7日,14日,30日,90日の計6回の接種が必要。
とても厄介だ。絶対咬まれたくない。だったら事前にワクチンをと思う人もいると思うけど、実はワクチンを打っても咬まれたら同様にワクチンを打たなくてはならない。
接種ありと接種なしの違いは咬まれた後の猶予時間の差とワクチン回数の差。接種している人は抗体ができているので幾分、時間に余裕がある。が、極力早めにワクチンを打たなくてはいけない。
接種回数は0日、3日の2回だ。要はアマゾンの原住民に会いにいくとかジャングルでキャンプするとか、医療機関のない人里離れた場所に行くなら狂犬病のワクチンはマストだね。よって、今回僕が行くルートとほぼ同じであればまず必要ないかなというのが僕の見解。
因みに、狂犬病ワクチンを考えている人はお早めに。抗体を作る為に計3回の注射が必要で、数ヶ月かかるよ。
ワクチンの副作用について
この問題も心配している人は多いと思う。実際、黄熱病のワクチンは副作用が多い事で有名だけど、ビビりの僕でも打った後は不思議な優越感に打ちひしがれた。
『よっしゃ、これで世界中どこでも行けるっしょ!』てね。
まあ、まず日本の大きい病院は説明~対応、そして施術までしっかりしているし、打つ一週間前に行ったカウンセリングでほとんどの不安は消えるよ。
もしもの対応もしっかり整っているし海外で打つ人もいるけど僕は
お金<安全性・安心感 派
だったので下記の病院にしました。よければ是非。
国立国際医療研究センター トラベルクリニック
TEl 03-3202-7181
東京都新宿戸山1-21-1
料金
黄熱病 ¥11664
破傷風 ¥5400
A型肝炎 ¥7560
初診料 ¥3000