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今回はキャンピングカーや車中泊、もしくはキャンプなんかでもあったら嬉しいアイテム『冷蔵庫』
僕が60万で購入したロデオは冷蔵庫が取り外さていて、そのスペースが物置になってるんですね。
僕たち家族はキャンピングカーで生活することを考えていますので、冷蔵庫は必須アイテムな訳で、、
ただ、懸念するのは車の中で冷蔵庫を動かすには、電源はどうする??って話です。
サブバッテリーから、電気を引くのか。はたまたプロパンガスを使うのか、、
それに加えて使用時間や、そもそもの冷え加減。あとは設置はおしゃれにコンパクトにしたいですしね。
この辺を徹底的にリサーチしましたよ!
車用冷蔵庫の電源
では一番気になる『電源』からいきましょう。
基本的に車載用の冷蔵庫の電源は以下3つに限られます。
①ガス
僕のキャンピングカーも元はこのタイプのものが付いていたみたい。
ガスタイプは冷え感が抜群で、プロパンガスを使えば燃費も悪くない結構な優れもので、昔のキャンピングカーや欧米のキャンピングではまだまだ需要があります。
ただ現在の日本では、このタイプのものはめっきり減りました。理由はご存知のとおり、プロパンガスの充填が容易にできなくなったためですね。
充填してくれるガス業者を見つけても、旅先でガスがなくなったらそれで終了です。いちいちその業者まで行くことはできませんからね。
この辺が、ガス冷蔵庫の最大のデメリットです。ただ、カセットガスで充填できるタイプも最近では出てきているみたいなので、後ほどリサーチしたものを後述します。
②DC12/24V電源
より現実的で、車を持つ人なら一番これが有効でしょうね。
DC12V/24V電源は、車専用の電源ですからインバーターでACに変換しなくていいわけです。
komiage こんにちは、こみあげです。 夢のCamperLife、キャンピングカー生活に向けて試行錯誤する日々。不安と理想が入り混じり、情緒不安定な毎日を過ごしていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょう? 今回[…]
無駄な電気ロスを防げるし、何よりシガーソケットから電気を取れるなら超楽です。
が、、、
もちろんのこと、DC電源を使うということは車のバッテリーから電気をもらうということです。そのバッテリーを使い切ってしまえば、車はエンジンすらかからず走ることができなくなります。
走行中は走行充電で賄えるかもしれませんが、停車してエンジンを切れば電気の供給はストップします。
ってことで、DC電源を使うにはサブバッテリーが必須アイテムになりますかね。
https://komiagero.com/vanlife/campdenki/
③AC100V電源
普通の家庭用の電源のことですね。
さっきも少し書きましたが、車にもともと備わっているのはDC12V/24V電源で、それをインバーターという機械を介してAC100V電源に変換します。
よく分からない方はさっきと同じものですが、こちらの関連記事を読んでみてください。
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この方法は、車で使うならNGです。重複しますが、直流のDCを並列のACに変換すれば、それだけで電気ロスが生じ、単純に電気が勿体無いです。わざわざAC電源に変換して使う必要はありません。
ただ、家庭やキャンプ場で車から下ろして使うときはこのAC電源を使います。
冷蔵庫を使っていられる稼働時間の目安
僕が最も気になっている部分ですね。
様々な電源供給の方法があるのを知った上で、、、、
これが一番重要です。
上記で書いたようにAC電源は電気ロスや使い勝手の悪さから除外します。
今回はガスタイプと、DC12/24電源の稼働時間を調べました。んでそれに伴って、一番いいと思った商品をセレクトしてみました。
①ガスタイプの稼働時間目安
ポータブル冷蔵庫の老舗Dometicの冷蔵庫でのデーターをお借りすると、1キロのプロパンガスで約58時間稼働できるみたいです。
単純に標準プロパン8キロ缶で、約19日間連続稼働できる計算です。僕のキャンピングカーは8キロを二本搭載してますから、単純に38日間連続稼働できる計算になりますね。
ちなみに1キロ(1000g)÷58時間=1時間あたり約17gが、1時間のガス消費量です。
んで、コスト的には8キロボンベ満タンで約3200円。
仮に、8キロ缶を2つ満タンにした場合6400円。つまり冷蔵庫を38日間フルに稼働させた場合のコストはザックリ6400円です。
ちなみに1時間では17gの消費なので、単純計算で約6.8円が1時間の燃料コストとなります。
あくまで、今までのはプロパンガスでの話。
なんども言いますが、プロパンは補充が容易ではないので、カセットガスで使える冷蔵庫が望ましいですよね。後で書いてますが、そんな優れものが現在はいっぱいあります。
んで、気になるのがカセットガスでの冷蔵庫の稼働時間。そもそも、カセットガスとプロパンではガス圧が違いますからエネルギー供給率も変わってきます。
その辺の細かい計算は難しいですが、老舗Dometicのポータブル 3way冷蔵庫 COMBICOOLでは、カセットガス一本で20時間保冷とのこと。
カセットガスが一本250グラムで、1時間に12.3gの消費になります。
推奨されているイワタニのカセットガスを使うと仮定して、一本165円ですから、1時間で約8.1円となります。
これだけ見るとプロパンより、コストはかかりそうです。
〆 プロパン8キロ缶で3200円。燃焼コストは6.8円/1h。8キロ缶で19日間連続稼働
〆 イワタニのカセットガス250グラムで20時間稼働。燃焼コストは、8.1円/1h
〆 燃費はプロパンだが、入手の手軽さなどは圧倒的にカセットコンロ優位
②DC12/24V電源
では続いて DC電源の稼働時間をみてみます。
今回はサブバッテリーでの電源供給を例にします。規格は12V/115Ahのバッテリーです。
このバッテリーが満充電でポテンシャルマックス状態なら、
115Ah×12=1,380Wh の電気を放出してくれます。
今回、使う仮定で選んだのは下記の商品。
最新車載冷蔵庫で、売れ筋のものです。
こいつの消費電力が35Wですから、単純計算で1,380Wh÷35W=約39時間稼働。
という計算になります。
途中の移動などで、走行充電されればもっと稼働時間は伸びるでしょう。
あとは、走行しない場合はサブバッテリーが空になります。そうなると、バッテリー自体がイカれるので、ソーラーパネルなどで電気を作りバッテリーに供給する必要がありそうですね。
結論から導かれた欲しいポータブル冷蔵庫
1日かけてポータブル冷蔵庫について調べましたが、実際には全ての電源供給があったほうがいいですね。
家のAC電源で目一杯まで冷蔵庫を冷やして出発。車の中ではDC電源で冷やし、現地ではカセットガスで冷やす。
時と場合によりますが、このルーティンを組めるのは有難い。
この3つの電源供給を行える冷蔵庫を3WAY冷蔵庫と言います。しかしながら、この3WAY冷蔵庫は、現在あまり生産されていなく、ほとんどが2WAY方式(ACとDC)のものみたいですね。
そのくらいバッテリー消費量を減らして稼働できる冷蔵庫が増えたのでしょう。
ということで3WAY、2WAYの2タイプから僕が欲しかったものをリストアップします。
3WAY冷蔵庫
ドメティック ポータブル 3WAY冷蔵庫
先ほどもチラッと出てきたこいつ。
3WAY冷蔵庫では、世界でもトップシェアを誇ります。
なかなかの値段ですからね。買うのには少し躊躇しますが、まああると最強説です。他の
〆消費電力75W(12V/115Ahバッテリーで18.4時間稼働)
2WAY冷蔵庫
ENGEL エンゲル 冷凍冷蔵庫 ポータブルSシリーズ
この手の冷蔵庫を探したら必ず行き着くENGEL製品。
欧米やオ-ストラリアへの累計出荷台数300万台以上というポータブル冷蔵庫のバケモノ企業です。評判はお墨付きです。アマゾンの口コミを見ると購買意欲が沸きたてられます。しかし高いですね。なかなかの代物です。
18L F40C4TMP 車載冷蔵庫
エンゲルは高くて買えねーって人が行き着くのがコレ。
安価のくせにエンゲル並みのポテンシャルを持っているので、アマゾンベストセラーに認定されています。なんせ冷えるのが早いみたい。ちなみに僕が狙っているのはこの商品です。
Hewflit 冷蔵冷凍庫
商品内容:冷蔵・冷凍庫18L シガープラグ 家庭用電源
外形サイズ:(約)57cm×28.8cm×32cm 庫内サイズ:(約)35cm×20.6cm×24cm
有効容量(18L): 缶(350ml):約27本 ペットボトル(500ml):約15本 ※ 缶、ペットボトルの形状により変動します。
重量:8.5kg 電圧:DC12V/DC24V/110V
設定温度:−22℃〜10℃ 消費電力:60W
名前からして中華系満々ですが、ダントツの安価のくせにすこぶる調子はいいみたいです。性能からして、このコスパは最強かも。中華おそるべしですね。ただ、流石に消費電力がデカイのでその辺が難ありです。
まとめ
ポータブル冷蔵庫。
真夏の炎天下の中でキンキンのビールは、間違いなく気持ちいいでしょう。
小さい子供がいる家庭では、食材の鮮度も重要ですからね。
つまり、水平状態じゃないと100%のポテンシャルを発揮しないみたいですね。この辺は要注意です。
では今回も最後までありがとうございました。