まずは朝飯!
おはようございます。
昨夜のアルコールが嘘のように分解されて目覚めた朝。かなりの爽快感です。
あれだけテキーラ飲んだのにね。
昔、誰かが言ってたけど本場のメキシコのテキーラは品質が良く鮮度が良いため、悪酔いしないよって言ってたのを思い出した。
おまけにお腹も空いているから「絶好調」としか言いようがない。
さて外へ繰り出そう!
朝飯何食べようって事で妻と話して即決したのは、やっぱりタコス。まだメキシコに来て食べてないからね。
ホテル内で食べるのは面白くないし、値がはるからどっかないかね、、、ってことでたどり着いたのが昨日のフードパーク。
相当好きだね、僕らも。
昨日の皆んなにも会いたいからって言うのもあるけど、二日連チャンとは。
正確に言うと数時間前にはここにいた訳で。
ここのフードパークは朝7時からオープンしてるから使い勝手がいい。
見回しても流石に昨日の皆んなはいないね。朝、オープンしているお店もまちまちだ。
さーてと、タコスタコス。てことで決めた店。
朝8時から、三人体制で挑むあたり。マズイわけがないってことで注文。
「タコス、トゥー」
笑顔でグーサイン。サンキューメキシコ。
本場のタコス。めちゃくちゃ美味い!中は豚肉のもので他にもシーフードや牛、ラムなんていうのもある。とにかく、味付けが日本人好みで、中々の辛さ。
値段はこれで25ペソ=150円
もうこうなったら、注文しないと失礼でしょってことで頼みました。
もう終わってるね。
でもタコスとビールのセットは文句なしに美味しい。奥様もご満悦。良く飲むね、、あなたも。
朝食に使った金額。
タコス×2 50ペソ=302円
ビール×2 110ペソ=665円
計 967円
浮かれすぎですね。ペースを考えなくては。
昨晩泊まったホテルは居心地いいし、清潔だけど高すぎる。一泊に5000円も支払っていたら東京に住んでいるのと変わらないし、何より出会いが極端に減少する。
てっ事でプエルトバジャルタを歩いてみることに。実際歩いてみて主要なポイントを下記のマップにまとめました。
僕が現在いるのが、①の「フードバー」になる。宿泊したのが②の「Perto de luna」。
まだ、朝の8時だし折角だから海を散歩してみることに。
天気良好!ふと右側を見ると荒れ地に観覧車が。遊園地でもできるのかね。
どんどん都市開発されてる感じがある。それだけ、街が潤っている証拠だね。
フードバーから歩いてすぐ海岸に到着するとの事。
このプエルトバジャルタは太平洋に面してる街。主に漁業が盛んで、近年では観光事業に力を入れているらしいけど、あまり客引きの姿は見ないね。
まだ田舎臭さが残っていて、どことなくぎこちない雰囲気の場所。だから、とても居心地の良い印象を受ける。
街を歩いていても、みんなニコニコしてて気持ちがいい。
ホテルの脇を抜けて、海が見えてきた!「お、いいねー」
ただ、チャラくない。適度に田舎くさいくて皆、自分の時間を大切に過ごしている感じ。
重複するけど、ツアー系の勧誘とかもほとんど出会わなかった。
海水浴してる人は一杯いたけどね。
にしても、綺麗な場所。
メキシコのこの辺りを「ハバ・カルフォルニア」って言うんだけど様々な映画の中で、でかい山を当てたりミッションをこなした後の安住の地として、よく出てくる。
なんか、そのイメージにぴったりハマるんだよね。静かで穏やかで。初めてきた場所だけど安心する雰囲気がある場所プエルトバジャルタ。好きです。
よし!いつまでもボケーっとしてる訳にいかないね。今日の宿を早く探そう。って事で、またメイン通りに戻り、ホテルへ。
パッキングをして、チェックアウトを済ます。
スタッフの皆に、「バイバイ、アミーゴ」って言ったら、「トモダチ」って言ってきた。すごいね、日本の浸透力。
メキシコが、ここまで親日派とは予想もしなかったわ。感謝でしかない。なんか一泊だけど、切ない気持ちになる。人生の中で、もう一度この宿に泊まる事はあるのだろうか。彼女たちと会う事はあるのかなあ。一瞬一瞬の価値を噛みしめると同時に、次の宿との出会いにワクワクする。毎日が引っ越し。最高でしょ。
ホテルを出る。
南側へ向けて歩き出す。「至 クアレ川」方面だね。
道はこんな感じで、とても綺麗な道。
メキシコのグラフィティ
ぷらぷら歩いてると、グラフィティがちょいちょいある。
結論から言うと、メキシコ内は本当にグラフィティアートが多いんだ。しかも、クオリティが高い。
気になって調べたら、メキシコって大昔から壁画の国と言われているんだって。メキシコ革命の後に、アーティストたちが壁画運動というものを行った歴史があるみたい。
神仏への祈りを込めたり、大衆への真実の訴えなど、言えない感情を壁画に込めて書き起こす。
一種の強烈な表現方法なんだろうね。
その文化が、根強く根底にあって、今現在の芸術家たちにも受け継がれているんだろうか。僕が思ったのは、政府や国も容認しているのかなあってくらいに、グラフィティが多かったよ。
刺激的で面白い。そして、ちょっとドキドキする。新しい場所にきて、感度が冴える。一つ一つのものが新鮮で堪らないんだ。
プエルトバジャルタ大型スーパー
まだ午前中っていうのもあるけど、心配していた物騒な雰囲気は全くない。
出勤前の人や、学生たちがバス待ちしてる。
さすがメキシコ。日本みたく並んで順番に乗る文化なんて全くないね。しかも、立ち話に夢中になってバス見逃してる人もいるし。
ゆるいな〜、、
とことこ歩いていると③のLANSっていう大型スーパーがあったので立ち寄ってみる。
海外のスーパーって面白いよね。置いているものが色鮮やかだったり、「ん?」っていう、ツッコミたくなるものも多い。
例えばこれとか。
猿人??
メンズのマネキンにカツラかぶせたような雑な演出。好きだけど、、、
食品コーナーに行ってみる。
食品エリアも広大で、さて廻ろうと思ったら警備員に止められた。何やら、怒った形相で僕らに訴えてくる。
結局、万引き防止の為に荷物をあずけろってことだった。
ちなみに、プエルトバジャルタ市内の大型スーパーは全部このシステム。いちいち預けるから面倒臭いよ。大型荷物はインフォメーションで預かってくれるけど、正直100%信用は危険だから貴重品は必ず自分で持つ方がいいと思う。
異常なほどの冷え込みエリアの食品コーナー。
スパイシー&スパイシーな世界。香辛料や香草系のものが凄まじい種類がある。
実際、香りもすごい。僕は辛いの好きだから、食欲がそそられたけど。
デザートエリアは一転してキャラ重視の添加物コーナーになってた。
色使いとか、斬新なのもあって見てて面白い。
とにかく野菜や、果物もすべてにおいてカラフルだね。気候のせいなのか、人種のせいなのか。
結局、スーパーに二時間くらいいたかなあ笑
すべてが新鮮で一種のアミューズメントパークに近い感じだったよ。これから、旅の中で自炊することも多くなるだろうからね。現地の食材で、色々と料理してみたい気分になった。
二泊目の宿、La Mission
スーパーを出て、さらに歩くと個人でやってる⑪観光案内所に出くわした。
②のPuerto de lunaから寄り道しないで歩けば20分〜30分くらいだと思う。
ここのおっちゃんが話好きの人で、さらに日本好きだから色々情報をくれたんだ。この一体で安宿となるとほとんどないよって話。
「俺が持ってる宿なら隣にあるが見るか?」って言われて見たけど、中々のレベルでした。ちなみに⑫安宿 のところ。
一泊600円らしいけど、ベットはカビだらけで、ゴキブリもいる。
さらに言うと、戸締りの鍵がないので防犯上にも僕ら初心者にはレベルが高すぎたので即却下。バックパッカー慣れしている強者の方向けですね。
「なら、あそこがいいぞ」って事で教えてくれたのが、⑨のLa Mission。
早速行ってみることに。
入り口を入ると一階はレストランになってる。
左側にフロントがあって、スタッフの方が2名。
また陽気な二人で、快く迎えてくれたよ。
んじゃ、早速値段交渉してみる。
観光案内所のおっちゃんが言うには、値切りのポイントは数日滞在することを前提に交渉しろと言われた。んで、その場で現金決済。これが値切りのポイントだってさ。
結論から言うと、2名一室/595ペソを→470ペソまで値切れたよ。日本円で約2900円。一人/1450円てとこだね。
滞在期間は三泊という約束で。
まだまだ、安宿と言えるほどではないけど上出来でしょ。宿も綺麗だし、妻も安心した顔してるし。
肝心の部屋はというとこんな感じ。
間取りは6畳ワンルームって感じかなあ。
シーツも清潔で問題ないし、ばっちりでしょ!
日当たりも良好。
この界隈では、コスパの良い宿だと思う。
ただし、、、、
一つだけ残念なことが。部屋に通された時、窓が解放されてて海風が入ってきて最高に気持ちいい部屋じゃん!って思って浮かれてたけど、ジカ熱が流行っていたからね。残念だけど窓閉めようってことで窓を閉めて過ごすこと数時間。
ん??あれ、、スーパードブ臭いぞ、、、
窓を開けていた理由は、開放感の演出ではなくて部屋の臭いをカモフラージュするためのものだったのね。
おまけに網戸がないから、ジカ熱を気にしていた僕らにとっては中々の試練だったよ。結局、時々、換気して換気してって感じで過ごした。
まあ、慣れてしまえば忘れてしまうくらいのレベルだけど、安宿には、このようなトラップが結構仕掛けられている事を勉強したわ。
いちいち気にしてしまう、この繊細な感性を邪魔に思う今日この頃。
旅はまだ始まったばかりだからね。
La Mission
一泊/2900円×3=¥8700
La Missionの詳細情報は→こちら