カンクンを掘り起こせ!
メキシコのスーパーリゾート、カンクン。ビーチに遺跡、大自然にセレブな雰囲気が相まって、今や世界的に大人気の観光スポット。
今回はこの『カンクン』の基本情報についてまとめました。では、いきましょう!
カンクンの気候
カンクンは年間晴天率が200日を超える温暖な気候で、特に乾季の12月〜4月が『ベストシーズン』とは言われているが、この時期でも朝晩は割と冷え込むこともあり、半袖だと若干寒いくらいの時もあった。
昼と夜の寒暖差が、かなり激しかった。特に朝方は散歩しによく出かけたけど、上にフリースを羽織って出かけてた。ちなみに時期は3月です。
5月〜11月は雨季となり、降水量が一気に増すため海水の透明度も落ちると現地のダイバーが言ってた。
9月〜11月は『ハリケーン』シーズンで、雨季の中でも特にリスクが大きい時期になる。
カンクンの波の高さ
僕は3月のベストシーズンと言われる時期にカンクンに赴いた。
印象としては、割と風が強く波が高いんだな〜という印象。後から知ったけど、カリブ海は以外と波が高いことで有名で、海水浴というよりは『観賞用』としての方がニーズが高い。
実際、カンクンのビーチライフは分厚い文庫本を片手に、カクテルを回し飲みながら黄昏る欧米人が多い。
ちなみに下記の写真。ビーチフラッグはイエロー。これは『海は入れるけど注意してね』というもの。
僕が滞在したベストシーズンの3月で、滞在した2週間のうち八割を占めていたのが、このイエローフラッグ。
要は、このくらいの波の高さが普通なのかもしれない。ただし、風が止み穏やかな時もあったのは確か。
波の穏やかさで言ったら間違いなく『イスラムヘーレス』の方が海水浴向けではある。
乾季は雨が降らないのか?
ベストシーズンと言われる12月〜4月もスコールっぽい感じで雨は降るが、テンションが落ちない程度で止んでくれる。
雨季の場合もスコールが中心で一日中、降り続ける事はそうないとの事。
ただし、先にも言ったように9月〜11月中旬までは『ハリケーン』シーズンなので、要注意。
この時期にカンクンへ行く方は、オールインクルーシブのホテルが無難かも。たとえ台風で外出できなくても、ホテルのアクティビティで楽しめる。
カンクンでのチップ
ホテルゾーンのレストランでは10〜15%が基本。ホテルのルームサービスや、ベットメイキングのチップは20ペソ(110円程度)で大丈夫。
もっとも多く支払うチップはツアーガイド。彼らには、US10ドル以上が基本になってくるので、ツアー料金と合わせると結構な額になってくる。
やはりカンクンでのツアーは個人手配がオススメ。思っている以上に簡単に攻略できる。
ちなみにファストフード店ではチップは不要。タクシーの乗り降りで、強制的に荷物を運ぼうとする運転手がいるが、運ばれた場合はチップを少なからず差し出すのが礼儀。その場合は、10〜20ペソ(50~100円程度)でOK。
カンクンでの公用語。英語は通じるの?
メキシコの公用語はスペイン語、つまりカンクンでも公用語はスペイン語となる。
中南米は英語が伝わらない事でも有名だけど、カンクンに関しては英語は普通に伝わる。ただし、9割がた伝わるホテルゾーンとは違い、民衆が暮らすダウンタウンでは伝わらない事も多々あった。
例えば、薬局やスーバのレジなんかの地元民の方々が私生活で使う場所では、スペイン語しか伝わらない。
まあ、そんなに苦労はしないけどダウンタウンで宿を取る人や、地元民と交流したい人は下記の神アイテムは必須。イラスト付きで分かりやすい上に、メキシコ人ウケがすこぶるいい本。一緒になって騒げる。
カンクンの物価
ホテルゾーン、つまり観光客が群がるリゾートエリアの物価はかなり高い。
ホテル内のレストランはもちろん、割と洒落たレンストランで食事するなら一人単価5000円以上は当たり前になってくる。
お酒も700円〜1000円以上はザラ。また、お酒のぼったくりがメキシコでは頻繁に起きるので注意が必要。カンクンも例外ではない。詳しくは治安情報に記載しているので目を通しておいてください。
カンクンで出費を抑えるには、ファストフードかタコス、もしくはダウンタウンに赴くほかない。
安くて美味いタコスも食べ過ぎると飽きてくる。
そんな時はダウンタウンの大衆食堂がオススメ。一人当たり300円〜500円あればお腹いっぱい地元の郷土料理が味わえる。
長期滞在で、極限まで出費を抑えたい人はキッチン付きの宿にステイして自炊もできる。
これが中々面白くて、僕らも結構自炊していた。
ダウンタウンのスーパーの物価は日本の1/2くらい。うまくやりくりすれば、スーパーリゾートで凄まじいコスト削減が可能になる。
ちなみに下記のチーズがオススメ。安くてメチャうま。
普通に観光で行くなら手間でしかない自炊ライフだけど、1週間以上ならオススメのカンクンライフスタイル。ローカルに魅せられると、ホテルゾーンでいかに観光客が踊らされているかよくわかる。
そのくらいカンクンの物価は高いので上手いやりくりを考えましょう。
関連記事:自炊のできるオススメ宿
カンクン市内の移動
最後は市内の移動方法。
カンクンはホテルゾーンとダウンタウン、2つの中心スポットがあり、どちらも各々の魅力がある。この双方を安値で自由に行き来する方法でオススメはシティバス。
このバスは24時間運行していて、料金は一律10.5ペソ(約60円)
前面の窓ガラスに記載される英番号が『R-1』『R-2』『R-10』『R-15』と書いてあるものが、ホテルゾーン〜ダウンタウンを行き来するバス。
また、降車場所に関してだが、一応バス停は随所にある。
が、実は手を上げてバスを止める事もできる。日本では考えられないが、カンクンでは当たり前の光景。降りる際も、バス停を気にせず運転手に言えば好きな場所で下ろしてもらえるので便利。
移動時にタクシーを使う手段も勿論あるが、値段はそれなりに高い。目安としては350ペソ〜550ペソ(2000円〜3000円)くらいは見たほうがいいでしょう。ホテルの場所によっては、もっと高額になる。
また、カンクンのタクシーは基本的にメーター走行ではなく、事前交渉となる。必ず乗る前に料金の確認をしましょう。
その際、スペイン語しか通じない運転手もいるので注意。
カンクン基本情報まとめ
結構ネガティブな書き方もしましたが、実際に滞在して経験したリアルな事柄から記事に起こしています。
高額な旅費を払って『あれ?』っとならないように、十分な下調べは重要です。
ただ総括してカンクンは素晴らしく美しいです。ただし、そこでは多額の旅費が必要であることがこの記事でお分かりいただけたかなと思います。
旅のプランをある程度考えて、乗り込んだほうが確実にカンクンは楽しめます。
また、カンクンの関連記事で人気なものも載せておきます。ぜひ読んでみてください。みなさんに素晴らしきカンクンライフが訪れますように。BAMOS!